| Spelling | Basilisk, Cocadrille, Basilisco |
| Japanese | バジリスク、バシリスク、コカドリーユ、バジリスコ |
| Image | |
| Related page | Cockatrice |
| Description |
しばしばコカトリスと同一視されるが、ここでは別種として扱っておく。
バジリスクの名はギリシア語で「小さな王」を意味するバジリスコスに由来し、 砂漠に棲むすべての蛇の王である。 頭部には王冠のようなとさかがあり、 (紋章などでは実際に王冠をかぶっている) 6本または8本の足がある姿が一般的だが、古いものは普通の毒蛇として描かれることもある。
バジリスクは常に毒の息を吐き、すべての生命を死に至らしめる。 そのためバジリスクの棲む土地は草も生えない砂漠と化してしまう。 また、触れるものに対する毒も強力で、 馬上から槍でバジリスクを突き殺した騎士は、 その槍から毒がつたわり騎士は乗っていた馬もろとも中毒死してしまった。
近代のバジリスクには、その視線に対象を石化させる能力まであるという。 しかし弱点も多くなり、イタチにだけはバジリスクの毒も視線も効果がなく、 その悪臭でバジリスクは死んでしまうというし、雄鶏の鳴き声を極端に恐れ、 それを聞いたバジリスクは、逃げたり、動けなくなったり、 時には死んでしまうという。 また、その視線を鏡で見せることにより、 バジリスク自身が石化してしまうというが、 恐らくこの発想は、英雄ペルセウスが蛇女メデューサを退治する際に 盾を鏡として使い、視線を合わせることなく勝利したことに由来すると思われる。 (メデューサの石化視線は鏡を通しては効果がなかった。)
バジリスクは、時代と共に著しく姿を変えていった。 最も古いバジリスクには足がなく、蛇のような姿をしていたが、 這いずるのではなく、 上半身を起こしたまま移動していた。 そのためか、やがては足のある姿で描かれるようになり、 今日では8本足で描かれるのが一般的になっている。 更に、鶏の特徴を持つようにもなるが、 それらは一般にコカトリスと呼ばれ、 バジリスクと区別されることが多い。 |
| Column |
これは熱帯アメリカ産のバジリスクというトカゲです。 雄にはとさかがあります。 足の指を広げて、水面を走ることで有名。
Banded Basilisk & Green Basilisk |