| Spelling | Griffon. Griffin. Gryps. Gryphiou. Grifon, Gryphon |
| Japanese | グリフォン・グリフィン・グリュプス・チョウジュウ(鳥獣) |
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| Related page | Leogryph. Opinicus |
| Description |
グリュプスはラテン語で「曲がったクチバシ」を意味し、 ライオンの胴体に、鷲の頭、翼、前足を持つ怪物である。 多くの場合、馬のような、もしくは羽毛のような耳を持っている。 また、ライオンの体に、鷲の翼と頭部を持つものもいる。 極稀にライオンの頭部を持つものもあるようだ。
鷲とライオンという、空と大地の強者を組み合わせたその姿は 権力の象徴として好まれ、紋章によく用いられる。 グリフォンはもともt紋章のために作り出された怪物だといわれるが、 スフィンクスがギリシアへ伝わる際に、分化して生じたものだとも言われている。
グリフォンは財宝を好み、黄金の番人とされ 黄金を産出する土地は、グリフォンによって守られていることが多い。 グリフォンの巣は金でできていて、卵の代わりに宝石を産むとも言われているので、 グリフォンが黄金のある場所に棲むのではなく、 グリフォンが棲む場所に財宝が集まるのかもしれない。 グリフォンの巣を狙う者は多いが、 当然、巣を荒らす者を見つけたグリフォンは容赦なく襲いかかる。 黄金は昔から高価な物の代表であり、富を手に入れるために命を落とした者は数知れない。 グリフォンはそういった黄金の性質を具現化した物なのかもしれない。 このことから、厳しい監視役は、グリフォンに例えられる。
智天使ケルビムがグリフォンのような姿をとることもあり、 ゼウスやアポロンの戦車(チャリオット)を引いていた。 また、ダンテの「神曲」でも、地上の楽園を 4頭のグリフォンに引かれた馬車が通ったことが書かれている。
グリフォンは肉食性でどんな肉でも食べるが、何よりも馬肉を好む。 グリフォンは非常に優れた軍馬となりうるが、厩舎で馬と一緒に飼うことは不可能と言える。 このような性質から、限りなく不可能に近いことは 「グリフォンと馬を交配する程に難しい」と表現された。 しかし、そのような比喩的表現から、実際にグリフォンと馬を交配した怪物が考え出された。 その怪物は、馬グリフォンという意味の、ヒポグリフもしくはヒポグリュプスと呼ばれる。 一般に、馬の体に鷲の頭、前足、翼を持つ姿をしているが、 個体によって遺伝の仕方は様々である。 グリフォンに力では劣るものの、機動力に富み、飼いならせばグリフォン以上の優れた軍馬となる。 しかし、馬肉を好む性質は変わらない。
グリフォンとライオンの交配であるかどうかは定かではないが、 グリフォンとライオンを掛け合わせたような怪物に、レオグリフというものがいる。 鷲の翼を持つライオンという姿のものが多いが。こちらも遺伝の仕方には個体差がある。 |